パナシアブログ

2017年11月17日レッスン紹介

大阪谷四でストレッチーズを使ったピラティスを開催中。ピラティスの効果や効用について怪我の体験をもとにお話します!

ピラティスは姿勢改善や腰痛予防に効果的ですが、本来はリハビリ用に開発されたものです。

谷町4丁目のこころとからだのウエルエイジングパナシアのスタッフの西本です。すでにピラティスのメリットについてはこのコラムでも何度か書いているので、『ピラティスは体の表層の大きな筋肉ではなく、深部の小さな筋肉を鍛え、整えるので、体幹を安定させ、疲労の少ない、動かしやすいからだをつくるので、姿勢改善や腰痛予防には特に効果を発揮する』ということはよくご存知だと思います。

しかしピラティスはボディケアのために開発されたものではありません。もともとはリハビリ用に開発されたメソッドなのです。

皆さんは思わぬケガで、関節一つだけの不自由でも、体にいろいろと不具合がでた経験はありませんか?

季節の変わり目が苦手な私は最近アレルギーに悩まされて絶不調でしたが、加えてウン十年ぶりの体力測定で頑張りすぎて、膝裏の筋を伸ばし、右膝の屈伸ができないという怪我まで加わってしまいました。まさに弱り目に祟り目の状態です。

怪我をした直後の膝の抜けたような感じはまるで自転車のチェーンが外れたみたい(きっと靭帯がゆるんでいるのでしょう)で、別の表現をすれば、大腿の力がひざから下にうまく伝わらないといった感じです。2週間たった今は膝裏の突張り感が少し残る程度まで回復しています。思わぬケガで関節一つでも不自由に慣れば、体に不具合がたくさんでてきます。例えば膝はからだの動きに合わせ衝撃を吸収する働きをしていますが、からだの何処かが不自由になると・・・

● 真っすぐ歩けない

● 左右のバランスが崩れる

● からだが上下に揺れてしまう

● 足の血流が悪くむくんでしまう

など、たった一つの関節の不具合だけで日常生活がどれほど不自由になるのか、身をもって体験しました。関節、恐るべし!

リハビリにはセルフケアとピラティスがうってつけ!

しかしここ数年パナシアのレッスンを通して身体のことを少し知識が増えたおかげで、今回の不具合は自分で体の使い方を試行錯誤してみるよい機会にもなりました。これってまさにケガの功名!?

● 膝の屈伸ができないことで、ふくらはぎの負担が相当増すこと

● 反対側の足腰の疲れや負担を軽減するには普段以上に足裏の使い方が重要

● 座っていてもかかとの上げ下げをすればふくらはぎが楽になる

そして故障直後の急性期の数日を過ぎれば、痛みのでない程度にからだを動かして「滞ったものを流す」ことでむくみがとれ、反対側の負担も取れていくのがわかります。まさにパナシアのアドバイザー尾陰由美子先生が言うところの 「人間のからだは動かすことで整う」の通りでした。

ピラティスマシンは効果的なのですが・・・

さらに効果的だったのはピラティスのマシーントレーニングです。特にリフォーマーと呼ばれる種類のピラティスマシーンを使って足のトレーニングをすると、血流が良くなって、まるで塊が溶けていくような感覚を味わいました。

冒頭にも話したように、ピラティスはそもそも戦争の負傷者のリハビリを目的として開発されたメソッドです。したがってあくまで一人ひとりの状態に合わせて行っていくものです。正直なところマシーンを使わないマットピラティスのグループレッスンはその効果において個人差が大きく、インストラクターが指導する内容通りに動けていないことが多々あります。

しかしマシーンを使うことで安全に動きをコントロールしながら、小さな筋肉をたくさん動員できるので、マシーンはピラティスの動きを正しく再現でき、結果としてケガのリハビリなどに効果を発揮します。私の怪我の場合、マシーンを使って重力の負担をかけず、足部の使う場所や筋肉を少しずつ変えながら、動きはばねでコントロールされるので、安全に、かつ偏りなく負荷をかけていくことができるのです。

今回ケガをしたからこそマシーンを使う実際の効果・効用を理解できたのかもしれません。しかし残念ながらピラティスマシーンは非常に高価です。

ストレッチーズを使えばピラティスマシーン並みの効果が期待できます

グループレッスンでは、効果なマシーンをひとりひとりに使えない、ではマシーン並みにピラティスの効果を上げる方法はないのでしょうか?

そんな問題を解決してくれるがストレッチーズです。ストレッチーズはループ状になった布ですが、これを自由自在に操って(慣れるまでは少々お時間がかかりますが)これを負荷にしたり、サポートツールにしたりと、使い分けることで個人差の大きいぴラティス効果の再現性を格段に高めてくれるのです。これは画期的、マットピラティスの革命といわれる所以です。今、大阪でストレッチーズを使った常設のクラスがあるのは谷町四丁目の「心と体のウエルエイジング パナシア」だけです。(2019年5月現在)

ストレッチーズを使うことで、リハビリ用に考案されたピラティスをより効果的に実施することができて体幹の安定や機能的なからだを獲得できます。怪我からの回復も早まり、姿勢も良くなり、理想的な理想的なボディラインもすぐそこです。

ストレッチーズを使ったピラティスレッスン日時、詳細はこちら↓

姿勢改善ピラティス with ストレッチ