スタジオワークアウトの定番！ヨガを取巻く状況と機能改善のニーズとは？

根強いヨガブームの中で～心を整え身体もリフレッシュできるヨガ

大阪谷町四丁目にあるコンディショニングスタジオ、パナシアです。

私達が自分たちのスタジオを定義するとき、コンディショニングスタジオとかフィットネススタジオ、あるいはマイクロジムなど、いろいろなことばを用いますが、一番他人にイメージしやすい表現が「ヨガスタジオ」ということばだろうと思います。

それほど世間ではヨガ＝健康といったイメージが出来上がっています。

２０年ほど前、オカルト教団にヨガが利用された時、一時的にヨガの人気が低迷しましたが、その時を除けば、ヨガといえば、一般に、健康にいい、身体が柔軟になる、呼吸を整える、落ち着く、リラックスできる、精神の集中など　健康にとって良いイメージがすでに確立しています。

加えてここ１０数年、欧米発の、連続した一連の動きを行うパワーヨガが日本でも人気を博しています。

こちらは従来の一つのポーズを左右行い、基本姿勢に戻って内観する、という静的イメージのヨガと違い、流れるようなポーズの連続のなかで骨盤の向きや背中の伸ばし方、力の入れ方などの身体調整をおこなっていくものです。

そのリズムや動きの連続はまるで有酸素運動のようであり、スポーツのようにわかり易く、健康ブームの中で爆発的に広がりました。

このパワーヨガも実は従来のヨガと同じく、動きの後の静の時間に自分の呼吸に集中し内観を深めていくことが重要です。

特に従来のヨガではポーズの緊張でなかなか呼吸が深まらない初心者もこの動と静の対比の中で自然と緊張がゆるみ、呼吸を深めていくプロセスに楽に入っていきやすい、というメリットもあるようです。

パワーヨガの出現でストレス発散・脂肪燃焼・基礎代謝アップといった積極的で強いイメージが付加されヨガの社会的なイメージはさらに健康的で体に良い点が協調されていくことになります。

高齢社会と機能改善ヨガ

ところでこのように根強い人気があるヨガも、最近は社会全体が高齢化する中で、長年の愛好家も年齢とともに体の柔軟性が乏しくなったり、関節の可動域が狭まったりして、なかなか体が思うように動かないという声も聞かれるようになりました。　そこで考案されたのが機能改善ヨガです。

機能改善ヨガでは最初に一つのヨガのポーズをして、自身のからだの状態を知ります。そこで感じられたからだの不調（硬さや、コリ、歪みなど）を別のかんたんな体操（機能改善体操）で楽にし、身体を少しでもニュートラルに戻してから、本来のヨガのポーズを深めていく、というものです。

ヨガ初心者の頃、自分の呼吸を意識したり、自分の内面に集中したりすることが苦手で、他人がどれぐらい曲がるとか、柔らかい？とかを気にして、全然自分に集中できなかった頃を覚えています。　あの頃ほどでないにしろ、年齢とともに変わっていく体をあるがままに受け入れるのは難しいものです。　昔はもっと曲がった、床に手がついていたのに、という思いが自然な呼吸や内観への集中を妨げてしまいます。

そんな時、機能改善体操を取り入れることでからだを開放し、ニュートラルへ一歩でも近づけることで、自然にヨガのポーズに集中できるようにする。　これこそまさに急がば回れの発想です。　機能改善ヨガではいわば、こころとからだの環境設定をまず行ってから、ヨガを行うことで、本来の自分の呼吸に集中し、内観や瞑想を深めていけるようにプログラムされているのです。そして誰でも楽に、いつの間にか、仕事や周囲のことで一杯だった頭の中がまるですうっと砂時計が落ちるように、今の自分のことに集中できる、至福の時間＝マインドフルネスにたどり着けるのです。

過去や未来に囚われない瞑想とマインドフルネス

先日NHK特集でストレス社会とそれを軽減するマインドフルネス（瞑想）について取り上げられていました。

現在はストレスが一杯、だれもが決して体にいいとは思っていなかったストレスですが、疫学的な調査が重ねられて、具体的にデータで心臓疾患やがんなどに与える影響が証明されてきています。

人それぞれに持っている意識的あるいは無意識の気分転換がそれらを軽減するのですが、その中でも注目はマインドフルネス（瞑想）です。

実はヨガでは最後に「屍のポーズ」というまさにこのマインドフルネスそのもののようなポーズがあります。

決して寝ているわけではなく、まさに心を無にして自分の今にだけ集中し、過去の怒りや未来への不安などといったものに意識を向けずにいることです。

このマインドフルネスがストレス軽減に大きな効果を発揮することが証明されています。ヨガではすでにその起源よりマインドフルネスが取り入れられているから驚きです。

いまパナシアでは３つのヨガのクラスを開催しています。

・　毎週金曜日　１９：３０～リフレッシュヨガ
一週間の疲れを少しでも癒して週末を迎えませんか？

・　隔週火曜日　１９：００～スタイルアップヨガ
前半はボールやツールでからだをほぐし後半はパワーヨガで美ボディに。

・　月に一度金曜日　１４：００～アンチエイジングヨガ
まさに機能改善の発想に基づいた－５歳を目指すヨガ

いずれのクラスも「屍のポーズ」は最後の定番です。

そしてパナシアでいま最もおススメしたいのはこのマインドフルネスをお昼休みに行う「お昼のかんたん体操」です。毎週火曜日と金曜日の１２：２５～１２：５０のたった２５分間ですが、機能改善体操でワンポイントリフレッシュをしてこのマインドフルネスをおよそ１０分間行います。午後のお仕事の集中力を高め、身体も少し軽くなってお帰りいただけます。

ぜひパナシアのヨガクラスとマインドフルネスをご体験されてみませんか。